「イソフラボン(エクオール)」が更年期障害に効果があるといわれる理由とは?

「イソフラボン(エクオール)」が更年期障害に効果があるといわれる理由とは?女性の悩みの種となる「更年期障害」。概ね40代後半を過ぎると更年期に入り、女性ホルモン(男性ホルモン)の低下から、眩暈や不安感、手足のしびれなど様々な更年期障害の症状が生じやすくなります。

さてそんな更年期障害への対策として近年注目されているのが大豆に含まれる「イソフラボン」。それによって体内で生成される成分を「エクオール」と呼びます。

このイソフラボンを定期的に摂取していくことで、意図的に更年期障害の症状を和らげられることがあります。

本記事では、そんなイソフラボンおよびエクオールの効果や摂取方法、副作用等々ついて解説していきます。更年期が迫った女性の方はぜひご参考ください。

イソフラボン(エクオール)に期待できる効果について

イソフラボン(エクオール)に期待できる効果について更年期障害は、女性であれば誰しもが起きうる可能性のある自然現象であり、そのまま放置して過ごすと年齢を追う毎に症状が顕著になっていく傾向があります。

ですが、自然現象と諦めるのは早計です。近年は、大豆に多く含まれる「イソフラボン(大豆イソフラボン)」を摂取することで、意図的に更年期障害を緩和させられることが発見されています。

イソフラボンとは?エクオールとは?

今回紹介するイソフラボンとエクオール。「イソフラボン(大豆イソフラボン)」とは、大豆製品に含まれる健康成分です。「エクオール」とは、イソフラボンが体内に入り腸内細菌と結合することで生まれる成分です。(詳しくは後述。)

大豆イソフラボンによって生成されるエクオールには、前述した女性ホルモンの「エストロゲン」と同様の作用を持ちます。

これは「エストロゲン様作用」と呼ばれ、加齢により低下したエストロゲンの代わりとなり身体の健康をサポートしれくれます。この作用は米国のSetchell博士らの研究により1984年に発見されました。

つまり更年期となりエストロゲンが不足した女性でも、イソフラボンを摂取することで不足分をカバーし更年期障害を緩和できるという訳です。

一方で若くエネルギッシュな女性、エストロゲンが過剰分泌されている女性の場合は、イソフラボンを摂取することでエストロゲンの活動を抑える「抗エストロゲン作用」が起こります。これによりホルモンバランスが整えられるプラス効果が得られます。

更年期の女性であっても、若い女性であっても、イソフラボン(エクオール)は身体にとって有意義な成分となるのです。

イソフラボン(エクオール)の効果は、更年期障害の緩和だけではありません。他にも次のようなプラス効果を身体に与えてくれます。

  • メタボや生活習慣病の予防
  • 抗酸化作用効果
  • 骨粗しょう症予防効果
  • 血管内皮作用効果
  • 皮膚の老化緩和効果
  • 脂質代謝の改善効果

イソフラボン(エクオール)には、これら更年期の女性が発症しやすい病気・症状も併せて改善する効果を持っています。もちろん更年期でない若い女性にとってもプラスになってくれますので、イソフラボン(エクオール)は年齢問わず有意義な成分です。

将来の健康のためにも、早くから大豆製品を食べエクオールの力を活用していくのがおすすめです。

イソフラボン~エクオールが生成される過程

大豆製品を食べることで大豆イソフラボンが摂取でき、エクオールを体内で生成できます。さらに具体的に言うと、大豆製品を食べることで体内で「ダイゼイン」、「グリシテイン」、「ゲニステイン」と呼ばれる3つの大豆イソフラボンが生成されます。

そのうちの一つ「ダイゼイン」が腸に行き着き、腸内細菌(エクオール産生菌)と結びつくことで「エクオール」が生成されます。

これがイソフラボンからエクオールが生成されるまでの流れです。

イソフラボンからエクオールが生成できるのは2人に1人

さてここで覚えておきたいのは、大豆イソフラボンからエクオールが生成できるのは、全員では無いということ。前述もした通り、エクオールは腸内で大豆イソブラボン「ダイゼイン」と腸内細菌(エクオール産生菌)が結びつくことで生成されます。

しかし、”腸内細菌が活発に活動していない人”の場合はこの結合が起こらず、残念ながらエクオールは十分に生成されません。腸内細菌が活発に活動していない人の割合は、目安として日本人女性の5割(2人に1人)と言われています。

最近では日本人女性の7割とも言われています。意外と多いですね。なお自分がどちらに該当するかは、病院の検査や、市販の「エクオール検査キット」で確認できます。

自分がエクオールが生成できないタイプの場合はどうすれば?

もし自分がエクオールを生成できないタイプの人であった場合でも救済策はあります。現在、エクオールが含まれたサプリメント製品が市販されています。

この手のサプリメントを購入し摂取すれば、たとえ自分自身でエクオールが生成できなくとも、体内に直接エクオールを取り入れることができます。

加えて、たとえエクオールが生成できないタイプの人であっても大豆製品を食べること自体は無駄ではありません。

大豆製品には食物繊維、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、葉酸、ビタミンE、ビタミンB群など、現代人が不足しがちな栄養成分が多々含まれています。

これらの成分は生活習慣病の予防や老化防止など、健康を維持する上で必要不可欠な成分となりますので、大豆製品を摂ること自体は、誰にとってもプラスとなります。

男性でもイソフラボン(エクオール)はプラス効果になる?

エクオールは男性ホルモンである「テストステロン」低下のカバーをしてくれると言われています。つまり男性の更年期障害にもプラス効果となってきます。

また男性の場合、イソフラボン(エクオール)により、「前立腺がんの予防」「薄毛やAGAの予防」にも効果が期待できると言われています。

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イソフラボン(エクオール)だけでは更年期障害が解消されるわけではない

最後に注意したいのが、大豆製品を食べエクオールを生成しただけでは、更年期障害が完全に解消されるわけではないということ。更年期障害は、日ごろのストレス、睡眠不足、生活習慣の乱れ等々でより悪化しやすくなります。

したがって、いくら加齢によって低下した女性ホルモンをエクオールでカバーできたとしても、それ以外の悪要因が重なりホルモンバランスの乱れが起きていると、更年期障害は悪化の一途を辿ります。

更年期障害を解消、緩和させるためには、エクオールを利用し、かつ健康的な生活をおくり心身を健全に保つことが大切になってきます。

イソフラボン(エクオール)が含まれている食品は?

イソフラボン(エクオール)が含まれている食品は?イソフラボン(大豆イソフラボン)が含まれているのは、主に大豆製品です。大豆や、大豆を原料としている豆乳、納豆などの大豆製品に多く含まれています。

イソフラボンが含まれる大豆製品例

例として、次のような食品にイソフラボンが多く含まれています。

納豆(ひと束) 約37mg
豆乳(コップ1杯分) 約35mg
ゆば(小皿一人前) 約30mg
豆腐(小皿一人前) 約20mg
煮豆(小皿一人前) 約15mg
枝前(小皿一人前) 約5mg

※量は大豆イソフラボンの含有量。

この他にも「いり豆」や「あずき」など、イソフラボンが含まれている食品まだまだあります。豆類に該当するものであれば、基本的にイソフラボンは含まれています。

一番身近で含有量も多いのが「納豆」ですね。苦手でなければ納豆を毎日食べるだけでも効果が期待できます。

スムーズに摂取できるのはサプリメント

現在は、イソフラボン成分が含まれたサプリメントが多数市販されています。サプリメントの場合は数粒食べるだけで、十分な量のイソフラボンを摂取することができます。サプリメントですので味に癖もなく、誰でも気軽に食べることができます。

持ち運びも手軽にできますので、外出先や外食時でも摂取でき便利です。

サプリメントは普通に大豆製品を食べるよりやや値段が嵩むのが欠点ですが、スムーズに摂取したい方にはおすすめです。特に大豆食品が苦手な方、大豆アレルギーの方などは、サプリメントが救済策となってくるでしょう。

更年期サプリランキングについてはこちらをご覧ください。

イソフラボン(エクオール)の1日の推奨摂取量

イソフラボン(エクオール)の1日の推奨摂取量さて気になるのはイソフラボンやエクオールの一日の摂取量。以降で、それぞれの一日における推奨摂取量を解説していきます。

イソフラボンの1日の推奨摂取量目安

イソフラボン(大豆イソフラボン)の一日の推奨摂取量は、約75mgとされています。(食品安全委員会による設定値)。

この75mgは、納豆であれば二束、豆腐であれば1丁に相当します。一日日納豆を2丁を食べる人はなかなかいないですよね。日本人の一般的なイソフラボンの摂取量は一日あたり20mg~30mg程度と言われており、推奨量に達していない人が多いのが現状です。

食事であれば余程の大食いでもない限り、越えない数値です。ただしサプリメントの場合はうっかり越えてしまうこともあるので注意したいところ。

エクオールの1日の推奨摂取量目安

エクオールの1日の推奨摂取量は明確な定めはありません。が、目安として一日約10mgと言われることが多いです。

なおエクオールにおいては、前述もした通り体内で生成できる人とできない人がいます。自力で生成できる人であれば(かつ大豆製品をしっかりと摂取している人であれば)、10mg程度は自然に生成されていることがあります。

その場合は、更年期サプリメントなどでエクオールを追加摂取する必要はありません。一方、自力で生成できない人であれば、サプリメントなどで一日10mgを目安に摂取していくことになります。

エクオールについては、自身が体内で生成できるかできないかを検査した上で、摂取量を調整していくのがよいでしょう。

イソフラボン(エクオール)に副作用はある?

イソフラボン(エクオール)に副作用はある?最後にイソフラボンやエクオールの副作用について。更年期サプリメントを利用する方にとっては気掛かりな点かと思います。以降でそれぞれの副作用について解説していきます。

イソフラボンの副作用

「イソフラボンを多量に摂取すると乳がんを誘発する」、「女性ホルモンのバランスを崩す」などリスクが噂されています。ただしこれは噂に過ぎません。

イソフラボンを摂取することでの副作用は、現時点では明確には解明されていません。ただしはこれはイソフラボンだけに限った話ではありませんが、特定の成分のみをあまりに過剰摂取すると身体に悪影響を及ぶ可能性はあります。

したがって、イソフラボンは食品安全委員会が定めている通り、一日約75mgを目安とするのがよいでしょう。

エクオールの副作用

エクオールについても「乳がんを誘発する」、「太りやすくなる」などのリスクが噂されていますが、こちらも副作用は明確には解明されていません。

エクオールも目安となる一日約10mgを上限とするのが賢明でしょう。

また次のような方がエクオールを摂取する場合、一度医師との相談することが大切です。

  • 妊娠中の方
  • 婦人科系疾患・乳腺疾患を患っている方
  • HRT療法を行っている方
  • 漢方による更年期障害治療をしている方

使用上の注意に従って利用しましょう

イソフラボンにおいてもエクオールにおいても、それぞれのサプリメントのパッケージや説明書に書かれている「使用上の注意」をよく読み、指定された用法用量に従い利用してください。

これが大前提となります。

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