男性更年期とは?症状や対処法について

男性更年期とは、加齢に伴う男性ホルモンの減少によりイライラした気持ちが募ったり、鬱状態になりやすい症状を指します。

日常生活に支障をきたすような症状が多く現れるため、その症状がさらに心を苦しめてしまう悪循環に陥りやすい症状でもあります。

また、更年期といえば不機嫌になりやすい状態をイメージしがちですが、気持ちのが激しく落ち込んでしまう症状も更年期の特徴の一つとなります。

例えば、最近食事量が減っていたり、以前まで興味を示せていたものに興味を示せなくなったりと、全てに対するやる気が薄れていく症状も男性更年期の一つに数えられます。

一人だけで克服するのではなく、周囲のサポートを頼りにして乗り越えることが大切です。

男性更年期の原因とは?

男性更年期の原因とは?

男性更年期を起こしてしまう原因はいくつか考えられますが、共通しているのはテストステロンと呼ばれる男性ホルモンが減少してしまうことにより生じることです。

男性ホルモンが減少するため、機能不全に陥ったり、体毛が薄くなるなどの症状が現れることもあります。

ちなみに、男性更年期といえば高齢者に起こり得る症状が一般的なイメージですが、男性ホルモンの減少が原因であることを考慮すると若者にも起こり得る症状ともいえます。

個別に原因を見ていくと、現代社会で陥りがちなストレス過多もテストステロンの減少に繋がりやすく、特に管理職となったり将来に対する不安を抱えがちな年代に達するとストレスが爆発しがちです。

これも男性更年期の原因と考えられ、結果的に仕事にも趣味にもやる気が湧かなくなってしまうのです。

生活習慣の乱れ

男性更年期になりやすい方の特徴としては、生活習慣が乱れがちである点が挙げられます。

運動不足であったり、頻繁にアルコールを摂取したり、同じものばかりを食べている等が男性更年期に繋がっているのです。

特に、ストレスの発散をアルコールに頼っている方は要注意です。飲酒によるストレス解消は一時的なものに過ぎず、男性更年期の原因であるストレスは溜まり続けます。

また、糖尿病などの生活習慣病を誘発し余計に気持ちが落ち込み男性更年期が進行してしまう可能性も考えられます。心身ともに不健康な生活を送っていることが、男性更年期を加速させているのです。

肥満である

いわゆるメタボな男性も、男性更年期に陥りやすいとされています。年齢を重ねるほど代謝能力が落ち込んでしまい太りやすくなりますが、その状態を放置しているとテストステロンの減少を招いてしまうのです。

また、性機能障害も男性更年期と密接に繋がっており、どちらも肥満が原因で起こりうる症状です。メタボは動脈硬化を招き血流を阻害し、それがEDや男性更年期を招く原因となってしまうのです。

こうした体型であると自分に自信を持ちづらくなりますし、それがストレスに繋がることまで考えられます。

男性更年期の症状について

男性更年期の症状について

男性更年期の症状においては、主に「人当たりが厳しくなってしまう状態」「やる気が出ない鬱状態」が大まかな症状となります。

前者の場合は、これまでは起こるほどのことではなかったのに家族や部下に当たり散らしてしまったり、今まで特に気にならなかったことに怒りを感じてしまいます。

後者の場合は、そのまま一般的な鬱のイメージそのままで、何に対してもやる気が出なかったり年齢を重ねたことで身近になった死を感じたりと、悪い考えばかりが脳内を占めてしまいます。

また、これらはいわゆる「心の症状」ですが、これが原因で体に何らかの症状が現れることも珍しくありません。その場合は健康を損ねてしまいかねないので、様々な症状を併発しかねない危険な状態になります。

この項では、具体的にどんな症状が男性更年期障害に陥ることで発してしまうのかを例を紹介しながら挙げています。心当たりのある方は、一旦自分の現状を受け止めたうえで何らかの対処法を開始しましょう。

イライラや不安状態

40代~50代は何かと衰えを感じやすい時期です。若い頃よりも体力は落ちますし、それを肌で感じるだけにストレスを抱えイライラや不安な状態がどんどん加速してしまいます。

どちらの状態も、周囲のサポートが必要な状態であるにも関わらず理解を得られなかったり、反対に自分で自分を追い込んでしまいがちです。特に最近笑顔を浮かべていない方は要注意です。

好きなものをしていても、面白い何かを見ていても一切笑顔を浮かべられない、これは単に疲れからくるものではなく男性更年期という症状から来るものかもしれません。

また、パニック状態にも陥りやすく、以前より慌てやすくなった方も一度検討してみましょう。

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体に出る症状とは?

先ほど紹介したのは心が影響している症状ですが、体に出る症状としてはまず睡眠不足が挙げられます。

以前よりも眠りが浅くなったり、なかなか寝付けなかったり、夜中に何度も目覚めてしまう方は男性更年期の傾向にあるかもしれません。基本的には不眠の方向性で症状が現れますが、時折急激に眠たくなる時も睡眠に関わる男性更年期の症状となります。

あるいは、食事に傾向が現れることもあります。食欲が増加するか減少するか、どちらか一方に極端な変化を見せた場合は男性更年期の可能性があります。

物忘れが酷くなるなど、判断力や記憶力に弊害が出るケースもあります。

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男性更年期の対処法とは?

男性更年期の対処法とは?

対処法としてはシンプルな方法が挙げられます。テストステロンが減少しているのなら、増やしてしまえばよいのです。

運動や生活習慣の改善が根本的な解決へと繋がります。その他には更年期障害サプリで必要な成分を摂取することができます。

また、症状の程度によっては直接男性ホルモンを補充する治療方法もあります。あくまで最終手段なので、基本的には上記で挙げたような日常生活に取り入れられる方法を用いてテストステロンを増加させましょう。

男性更年期は太りやすくなる特徴があり、その状態では余計な病気まで併発しかねません。メタボによる症状の悪化を防ぐためにも、一つ一つできることから始めていきましょう。

そこで、簡単にできる方法からちょっと特殊な方法に至るまで、男性更年期対策としてできる対処法をいくつか紹介します。

競う趣味を見つける

男性ホルモンの特徴としては、競い合うことで分泌される点が挙げられます。

すでにビジネスの場で競い合うのは難しいかもしれないので、競う何かを趣味にしてみてはいかがでしょうか。本格的に競い合わなくても、勝ち負けのある将棋などを趣味にするのも効果的です。

また、ゴルフなどのスポーツと組み合わせることで体も動かせ、なおかつスコアを計算できるため競い合いによる効果も期待できます。

以前何かしらの趣味をしていた方は、そちらを再開するのもよいでしょう。

漢方やその他の治療

治療薬や漢方を使って、症状を軽減する方法もあります。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)などが男性更年期に効果的とされる代表的な漢方なので、常用すると回復に近づけるかもしれません。

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男性更年期はEDなど性機能障害も起こしやすいため、ED治療薬を使ってみる方法もあります。

もしも本格的な治療を行いたいのなら、男性ホルモン補充療法と呼ばれる男性ホルモンを注射により注入する方法もあります。

男性ホルモン過多になってもいけないので頻繁には使えない方法ですが、医師に相談しこの方法を提示されるほど症状が進行されたら検討してもよいでしょう。

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