骨粗しょう症はどんな病気?更年期になりやすいのはなぜ?

骨粗しょう症はどんな病気?更年期になりやすいのはなぜ?

今まで骨折とは無縁だったのに、加齢により骨が弱くなり簡単に折れてしまう方もいます。いわゆる骨粗しょう症ですが、これは更年期と深く関係しているといわれており、特に女性は骨粗しょう症と更年期の関係性を確認しておくことをおすすめします。

更年期障害を発症させる女性ホルモンの減少は、骨粗しょう症においても無視できない症状であり、骨が気づかぬ間に脆くなっている可能性は大いにあります。

では、どうして更年期にさしかかると骨粗しょう症にかかりやすくなるのでしょうか。また、それを防ぐ手立てはあるのでしょうか。今まさに更年期を迎えている方は、骨を守り骨折とは無縁でいるためにも今確認しておきましょう。

一度骨折してしまうと日常生活に支障をきたしますし、何かと忙しい更年期に大変な思いをしかねません。

骨粗しょう症とは?

骨粗しょう症とは?骨粗しょう症とは、簡単に説明すれば骨量が減少してしまい骨の密度が下がってしまう状態を指します。骨がスカスカになるため当然強度も下がってしまい、結果的に骨折しやすくなるのです。

骨折した箇所や症状によっては寝たきりになる可能性すらあり得るので、単なる骨折と甘く見ていては痛い目を見てしまいます。

また、40代50代とまだまだ若い年代とはいえ、骨折することで介護が必要になるケースも見られます。

こうした骨粗しょう症は、骨が折れやすくなるだけでなく健康寿命にも影響しているとされています。骨が折れてしまえば運動もままならなくなりますし、健康寿命が縮んてしまうことは容易に想像できるでしょう。

更年期の骨折は、若い頃の骨折以上に人生に影響を及ぼすことを自覚しなければならないのです。

骨折しやすい箇所

実は骨粗しょう症では、骨折しやすい箇所が存在します。特に負担がかかりやすい箇所が骨折しやすく、腕の付け根や手首、背中などがこれに該当します。

何か衝撃が起きてポキっと折れることもありますが、背中などの骨折は単なる体の重みでも骨折しやすく、骨がどれだけ空洞化しているかが分かります。

また、これら骨折が体に負担をかけてしまい、その負担が新しい骨折を生じさせてしまう負の連鎖に陥ることも考えられます。

どこか一つの骨折をカバーするために別の部位に負担をかけて、そこがまた骨折してと最悪の事態になる前に医師に相談することが大切です。

骨粗しょう症の症状とは?

骨折しやすくなることはもちろん、身長が低下したり姿勢が悪くなることもあります。ふと鏡を見た時に今までの自分とは少し違う気がする、そんな時には万が一を考えて病院で検査してもらうことも大切です。

特に体を支えている腰や背中に今までにない痛みを感じる場合は、それが骨粗しょう症のサインかもしれません。

そうしたサインを逃さずに、対策できる初期症状の段階で対策してしまいましょう。他にも、息切れが早くなったり服装のサイズが変わったように思える時も骨粗しょう症の可能性があります。

骨粗しょう症はなぜ更年期になりやすい?

骨粗しょう症はなぜ更年期になりやすい骨粗しょう症は更年期と無関係ではないとされています。それどころか更年期障害が発生する原因と密接に関わり合っており、更年期障害対策がそのまま骨粗しょう症対策に繋がることすらあります。

更年期にさしかかって骨折をしたり更年期障害で精神が不安定になると、今までの生活が一変しかねません。なぜ更年期に骨粗しょう症になりやすいのか、その点を確認して正しい対策を施しましょう。

そして何より、男性より女性の方が骨粗しょう症に悩まされやすいのです。これも女性が更年期障害になりやすいのと関係しているので、健康的な生活を送るためにも骨粗しょう症と更年期に関する理解を深めましょう。

骨の内部は自分ではわからないからこそ、予防に使える知識を蓄えることが大切です。

骨粗しょう症とエストロゲンの減少の関連性

更年期障害と骨粗しょう症が一緒に語られる理由はこのエストロゲンの減少です。エストロゲンは女性ホルモンの一種ですが、このエストロゲンは更年期に入ると一気に生成されなくなり不足していきます。

更年期障害の場合はここから自律神経が乱れていくのですが、骨粗しょう症の場合はエストロゲンが骨の新陳代謝が行われなくなります。

骨はずっと同じ細胞で構成されているわけではなく、破壊と再生を繰り返して健康を保っています。

エストロゲンが不足するとそのバランスが崩れてしまい、骨粗しょう症に陥るのです。これが更年期に骨粗しょう症になりやすい原因であり、多くの女性を悩ませているものです。

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閉経後は要注意

エストロゲンが減少し始める目安として、閉経が挙げられます。閉経後は女性ホルモンがあまり分泌されなくなるため、骨粗しょう症にこの時期からなりやすいのです。

グラフに表すと一気に下降し始めるのが分かるほどなので、女性の骨密度が下がりやすいのはここにあります。ちなみにこうした骨密度の現象は、一気に下降し始めるのが更年期というだけでそれ以降も変わりません。

60代70代になっても健康な骨を保ち続けるには、この女性ホルモンの減少を更年期の段階でどれだけカバーできるかが大切なのです。

骨粗しょう症を予防するためには?

骨粗しょう症を予防するためには?骨粗しょう症の怖さについて解説してきましたが、きちんと対策すればエストロゲン減少のリスクを抑えることができます。

中高年になって健康的な生活の重要性がわかってきたからこそ、骨粗しょう症予防として日常生活を見直してみましょう。

また、自分だけでは不安な場合、医師を頼ることも大切です。医師からの的確なアドバイスを元に骨粗しょう症予防をすれば、骨粗しょう症に悩まされるリスクを大幅に軽減できるのです。

そこで、更年期にできる骨を形成させる方法について紹介します。ちょっと生活を変えるだけでも効果は出やすいですし、老年期に入る前の準備として今一度健康的な生活を目指してみましょう。

特に食事と運動に関しては、多くの方が改善の余地があるはずです。

食事療法

カルシウムのように昔から骨に良いとされている成分は積極的に摂取しましょう。牛乳や小魚が代表的ですが、大豆製品などもおすすめです。

大豆から生成される大豆イソフラボンはエストロゲンの代わりとなるエクオールを作るため、更年期にピッタリの食品なのです。

続いてビタミン類もおすすめです。ビタミンDやビタミンKといった成分は特におすすめで、ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートしてくれるありがたい成分です。

また、ビタミンKは納豆にも含まれているので、先ほど説明した大豆を使った食品である点からもおすすめです。

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更年期障害への対策として近年注目されているのが大豆に含まれる「イソフラボン」。それによって体内で生成される成分を「エクオール」と呼びます。 ...

運動による骨の強化

運動によって体を強くすることも、当然骨の強化に繋がります。特におすすめなのが片足立ちで、バランス感覚を養い転倒を防げますし、何より程よい負荷によって骨を強化できます。

自宅で簡単にできる運動なので、なかなか外出できない方は試してみましょう。

注意点として、無理な運動は避けなければなりません。若い頃と同じように運動をすると、骨粗しょう症の方は骨折しかねません。

骨を強くするための運動で骨を折ってしまっては本末転倒です。普段運動をされていない方は簡単な運動からでも良いので、決して無理だけはしないよう注意しましょう。片足立ちやウォーキングなどでも最初は十分です。

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